マネージメントの皆様へご提案
upoleworksが提供する価値(目的)
考え方(背景)
「業績の維持・向上」が重要
シナジー効果はM&Aの成果を測るうえで最も重要な指標であると考えています。
シナジー効果を最大限にするために必要な要素は
- 法的な対応
- 制度の統合
- 業績の維持・向上
の3点にある と考えています。
upoleworksはこの中でも「業績の維持・向上」を最重要視しています。
企業であれば「業績」は市場における存在感に大きな影響を及ぼし、団体であれば提供するサービスの質や量、そして組織を運営するためのコストに大きく影響を与えます。
そして業績は従業員の活躍の積み重ねによりもたらされ、個々の従業員のモチベーションを上手にマネージすることが業績のカギを握っていると確信しています。
[重要]M&Aに必要なプロセスを進めてはじめてわかる盲点-働く方々のモチベーション
M&Aにおける統合や組織体制の移管等のプロセスを計画・作成する段階でマネージメントは働く方々に混乱や不安が拡がることを予想しますが、働く方々がどのような要因で混乱を招き不安を抱くのか、その結果がどのような事態を招くのか、そしてその事態を避けるための対策等、M&Aの経験が乏しいまたは未経験な場合、具体的に想像することはかなり困難です。
そしてM&Aに関するプロセスを進めると様々な場面で、働く方々の不安が「働く方々のモチベーション」の低下を招き、その厄介さと対応の必要性について痛感させられます。
従業員が抱える不安等の心の動きに配慮した「心のマネージメント」を行うことは大変重要です。「心のマネージメント」を放棄すると。。。。
「心が不安で埋め尽くされる」
従業員が不安にとらわれると生産性や積極性が極度に低下する恐れがあります。
不安を感じ始めると、”頭の中”では「仕事に集中すべき」と理解していても、”心の中”では仕事より不安の解消が優先され、いわゆる「仕事が手につかない」状態に。
更に「不安を解消したい」という欲求が心の大部分を占めてしまうと、不安の解消以外のことに意識が向かなくなるために、従業員は自身の職務にやりがいを見出すことが困難となり、仕事に対する積極性が失われる、いわゆる「モチベーションが下がった状態」に陥ります。
一人の従業員の「モチベーション」の低下は些細なものかもしれませんが、放置すれば多くの従業員に伝播し、気が付けば手が付けられない状態に。
そのような状態を招けば、会社や組織の業績に少なからず影響を与え、市場の優位性を確保・維持することが困難になることはおろか、事業の継続も危うくなるかもしれません。
「人がいない。ビジネスやプロジェクトができない。組織が廻らない。」
不安を抱え、モチベーションを低下させた従業員に対し、組織の内外から「その場を逃げ出せ」というサインが送られます。
まずは「内」から組織が大きく変化することにより生じる居心地の悪さ。そして「外」からはライバル企業・組織やヘッドハンターからお声がかかります。そのような内外の要因が、不安を抱える従業員に「環境を変えろ(会社・組織を辞めろ)」と後押しをします。
素晴らしい合併や買収、経営統合計画を作成しても、それを実行するのはまさに“人財”である従業員。
何の策も施さなければ、ビジネスのメンテナンスやプロジェクトの遂行に不可欠な人材を無駄に流出させる致命的な状況を招きかねません。
「あなたのピンチはライバルのチャンス」
従業員のモチベーションが低下すると、ビジネスの業績やプロジェクトの運営になんらかのマイナスの影響が出ると予想した方がよいことは前述のとおりです。 それによりあなたの大切な顧客や取引先の信頼を失うかもしれません。
これはある意味、ライバルにとってあなたの市場や領域を奪う絶好のチャンス。手を変え、品を変え、ここぞとばかりにあなたの市場や領域を攻めてくるはずです。 従業員を失うことは時としてビジネスやプロジェクトを大きく停滞させ、最悪の場合ビジネスやプロジェクトの継続を諦めざるを得ない状況を生じさかねません。
私達はビジネスやプロジェクトの健全性や継続性に欠かせない「人財」の観点から合併を成功に導くための支援を行っています。
私たちのアプローチ
M&Aの状況や条件は千差万別。まして「人」に関する対策は繊細さも要求されます。upoleworksのプログラムは社長直下の人事責任者としてM&Aを具体的に経験したアドバイザーがデザインをしています。その中にはM&Aを複数回経験したアドバイザーも在籍しており、個々の案件により状況が異なることも熟知しております。
また、同時にいち従業員として「自身の将来や周囲に不安を抱えること」や「組織が混乱することによる生ずるマイナス感情」も経験していますので、マネージメントと従業員に生じた矛盾や齟齬も体感的に理解をいたしております。
合併や買収、経営統合によってもたらす変化は多くの場合、従業員に苦痛をもたらしますが、その変化は同時に従業員に成長する機会をもたらすと考えています。
upoleworksは従業員に不安や混乱との上手な接し方を学んでいただくと同時に、M&Aを成長の機会として認識してもらうことに注力することが、モチベーションを維持するうえで大切なことと考えています。
対策、講演、トレーニングなどを通じ人財である従業員の「心」に向き合い、従業員のモチベーションを維持・向上させM&Aを成功に導くお手伝いを致します。
ご提供するプログラム例
代表的なプログラム概要を下記の通り紹介させていただきます。M&Aは前提や状況により千差万別です。各状況につき、お話をお聞かせ願いながら、各々の状況にあった提案をさせていただきます。
- マネージメント向けプログラム
- M&A下における従業員心理に関する勉強会
- 「心のマネージメント」を主眼にしたコミュニケーション戦略策定
- 組織統合における配転従業員の定着支援計画の策定
- 管理・監督者リーダーに向けたプログラム
- M&Aに望むにあたり管理監督者リーダーの役割に関する講演・研修、その他の企画、実施
- M&Aに臨む従業員向け研修のトレーナーズ研修
- 従業員に向けたプログラム
- M&Aに臨むためのマインドセットを整える「心の準備」講演・研修、その他の企画、実施